2024.09.20
移住者インタビューvol.3_上杉さん
目次
静岡県出身で、東京にて自家焙煎コーヒーのカフェ経営後、現在は栃木市へ移住し建築関係の設計のお仕事をされている上杉さんにインタビューしました。
これまでの経歴と現在の活動
―経歴と現在の活動について教えてください。
生まれは静岡県です。青山学院大学法学部を卒業しました。学生時代にカフェでアルバイトをしていたことがきっかけで自分のお店を出すことを目標に経験を積み、30歳の時に結婚と同時に東京の日本橋人形町にて自家焙煎コーヒーカフェを立ち上げ独立、運よく雑誌等にも複数とりあげられ地域の方に支えられて営業していました。
その後栃木市へ移住し、仕事を探している中で父親が技術士として働いていたことから小さいころにエンジニアになりたいとおもっていたことを急に思い出し、建設コンサルタントの会社に応募、その後、運よく採用をしていただけました。補修や新設の橋梁設計や道路の設計に携わっています。
栃木市に移住したキッカケ
―栃木市に移住したキッカケを教えてください。
東京に住んでいた時はカフェ経営に精一杯取り組んでいましたが、子どもが生まれたことがきっかけで価値観が変わり始めました。カフェ経営は営業時間外の仕事が多く、プライベートな時間が少ない生活をしていました。また、都内は園庭のない保育園も多く、数少ない大きな公園では滑り台を滑るのに遊園地のアトラクションのように行列を作ってしまうような環境だったので、子育て環境にも疑問を感じるようになりました。家族との時間を大事にしたい・子どもを伸び伸びと育てたいという夫婦共通の思いがあり、自然と移住という選択肢を現実的に考えるようになっていました。
移住先の条件としては、子育て環境の他にお互いの実家に無理なくいけるエリアに絞り、有楽町のふるさと回帰支援センターで情報を集めました。そこから各自治体が主催している移住セミナーや移住体験ツアー等に参加しました。実際に現地に足を運んだのは千葉・山梨・長野・栃木。栃木県栃木市に関しては唯一知り合いがいて、移住体験施設を利用しつつ知り合いが車で市内を案内してくれました。自然豊かな場所がすぐ近くにありながら、都市機能もあって生活に不便ではないところが僕らの希望にマッチしました。特に気に入ったのが永野川緑地公園で、大型のコンビネーション遊具や広い広場と河川敷を歩いてみて、ここだっ!と感じたのです。
栃木市での暮らし
ー栃木市での暮らしを教えてください。
都内に住んでいるときにはイメージがありませんでしたが、栃木県は農産物王国です。いちご、タケノコ、ブルーベリー、とうもろこし、ぶどう、いちじく、梨、柿、栗、柑橘類と一年中楽しめます。直売所がたくさんありお手軽な値段で楽しめるのでありがたいです。 永野川緑地公園は子どもと一緒に大人も思いっきり走り回れる公園でおすすめです!それから、たくさんの鯉のぼりが泳ぐ姿を子どもに見せられる春の巴波川沿い
巴波川の鯉のぼりを見ながらご家族でお散歩
移住を検討する方へメッセージ
ー移住を検討している方へメッセージをお願いします。
譲れない条件は何かということをご家族などとよく相談しすり合わせることと、移住候補地には何があって何がないのかというリサーチはしっかりされたほうが良いと思います。
私も移住支援サイト「TOCHIFO」を立ち上げて運営しています。ぜひご覧になってください。
TOCHIFOとは・・・
都内から栃木市に子連れで転職と同時にIターン移住した経験を基に、子連れで地方移住を検討している方、特にこれから栃木市に移住を
将来やりたいこと
ー最後に、将来やりたいことを教えてください。
都内からの移住経験を活かした移住支援と 子どもの教育環境への支援をしていきたい!
※2024年9月19日にインタビューした記事です。